本町　医ど歯た通信　令和４年８月号

　現在、院内にて好評配布中です 。数に限りがありますが、バックナンバーもあります。ご希望の方は、お気軽にお声かけ下さい。みなさん是非手に取りご覧になってくださいね。さて、今回の内容は…

ノエルクリニック心臓血管外科歯科　医科

看護師　小西

暑い夏に負けないで！

　いよいよ夏本番ですね。暑い日が続いてると思いますが、「夏バテ」していませんか？

　夏バテの主な原因と言われてるのが、体内の水分・ミネラル不足（脱水）、暑さによる食欲低下（栄養不足）、温度差による自律神経の乱れなどが上げられます。夏バテになると、体がだるい、食欲がない、やる気が出ない、イライラするなど心と体に様々な症状が現れます。自律神経が乱れると免疫力が低下し、夏風邪など感染症にかかりやすくなってしまうこともあります。

　では、夏バテしないようにするにはどうしたら良いのかというと、日頃の生活習慣を整えることから始めると良いそうです。こまめな水分補給をすることや、外気温との温度差や体の冷やしすぎに注意すること、睡眠をしっかり取る、適度な運動、１日３食の食事・尚且つ栄養バランスを心掛けることなどを意識しましょう！

夏バテに効果的な食べ物として梅干し（クエン酸）やレモン（ビタミンC）、うなぎ・豚肉（ビタミンB1）、オクラ、トマト、きゅうりなどの夏野菜などがおすすめです！朝の涼しい時間を狙って散歩するのもいいですね！

ノエルクリニック心臓血管外科歯科　歯科

歯科衛生士　篠崎

根っこ

　みなさんこんにちは。訪問歯科担当篠崎です。

今回は「残根　ざんこん」についてお話します。

虫歯を治療せず放置したり、破折などによって歯の根っこだけになっている状態を残根といいます。高齢者に多くみられ、形態が複雑になっている事が多く磨きにくいため、菌の温床になりやすくなります。菌が増殖すると、歯茎に腫れや痛みが出たり、腫れている所に入れ歯を入れると痛くて使用できなくなる事もあります。

　ご自身に残根があるなと思った方は放置せず治療を受けて下さい。

残根の状態にもよりますが、保存できる状態であれば歯冠修復を行い、治療できない歯は抜歯となります。要高齢者になると服用しているお薬の関係や、体力の低下により抜歯や治療も困難となるため行わず、定期的に口腔ケアを行い腫れないよう維持していきます。歯ブラシだけでは汚れを除去できないため、歯冠ブラシやタフトブラシ等を使用し清潔な口腔を維持できるよう心がけています。

ノエルクリニック心臓血管外科歯科　歯科

歯科衛生士　青木

口臭は気になってませんか？

　最近初診で口臭が気になるということで来院される方が多いように思います。

　皆さんも口臭は気になりませんか？

口臭の原因には大きく生理的口臭・外因性口臭・病的口臭・心因性口臭の４つがあります。

　生理的口臭とは、起床時、空腹時、緊張している時、月経時などお口の中がネバネバ乾燥している状態です。

　外因性口臭とは、ニンニクやニラなどの臭いの強い食べ物やアルコール、たばこです。

　病的口臭とは、お口の中由来のものとそれ以外があり、お口の中由来は歯周病、むし歯、唾液の減少、舌苔などです。それ以外のものには、呼吸器系、糖尿病、肝硬変、トリメチルアミン尿症です。

　口臭の対処法としては、プロフェッショナルケア（歯石除去、ブラッシング指導、歯周病・むし歯の治療、定期的なメンテナンス）とセルフケア（歯ブラシ+αフロス・歯間ブラシをする、舌のお掃除、規則正しい生活を送ること）が大切です。

　もし周りの方やご自身が口臭気になるようでしたら近くのスタッフまでにお声がけください。

ノエルクリニック心臓血管外科歯科　事務

受付・事務　阿部

夏ですね(^^)/

　気がつけば、今年も半分以上が過ぎています･･･。毎年、「昨年はこんなに暑かったかな」と、考えてしまいます。

　今、この文章を書いているのは７月ですが、セミの声が聞こえ始めました。セミの声を聞くと、夏だな～と感じます。

　松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」という句を詠んでいますね。普段のセミの声は暑さが増すように感じてしまうのに（セミには申し訳ないですが･･･）、この句を見ると、どこか涼しげな、さわやかな印象を私は受けました。皆様はこの句にどのような印象をもたれていますか？

　セミは気温が高すぎても鳴かなくなるといいますが、今年の夏はどのような夏になるでしょうか。あまり暑くなり過ぎないといいなと祈ってしまいます。

　日本各地で最高気温〇〇℃と数字が出るたびに、体調を崩さないようにしなければと気を引き締めています。エアコンや扇風機などを上手に活用し、栄養も取って元気に過ごしたいですね。

ノエル医科歯科クリニック