本町医科歯科通信 Vol.105~12月号
本町 医ど歯た通信 令和5年12月号
現在、院内にて好評配布中です 。数に限りがありますが、バックナンバーもあります。ご希望の方は、お気軽にお声かけ下さい。みなさん是非手に取りご覧になってくださいね。さて、今回の内容は…
ノエルクリニック心臓血管外科歯科 歯科
歯科医師 佐々木Dr
外傷歯をどう持っていく?
万が一、自分もしくはお子さんやお孫さんなどのご家族が転んだりして歯が欠けたり、折れたり、抜けてしまったら・・・。皆さんはその歯をどういうふうにして歯医者さんに持って行きますか?アルコールで拭いたり、清潔にしますか?
もし折れたり、抜けた歯が口腔内にとどまっていたら誤飲に注意して、まずはそのまま口腔内に置いておいてください!最近だとマスクをよくしているので、マスクの中にあればそのままにしておいてください!
そしてびっくりするかもしれませんが、牛乳があれば牛乳に入れてその歯を持ってきてください!歯は乾燥状態よりも湿潤状態の方が予後がいいのです。湿潤状態を保つためにアルコールや生理食塩水、水道水いろいろありますが、その中でも牛乳が一番いいです。
焦ってしまう状況だと思いますが、外傷で折れたり、抜けた歯には牛乳です!!
ノエルクリニック心臓血管外科歯科 医科
看護師 小西
帯状疱疹ワクチンで予防を!
近年、帯状疱疹の発症が増加しているという調査報告が出ており、80歳までに約3人に1人が発症するとされているそうです。
帯状疱疹とは、ご存じの方も多いと思いまずが、始めは皮膚がピリピリするような痛みを感じ、次第に赤みや水泡が出現します。通常、体の左右どちらかに帯状に広がるため“帯状疱疹”と言います。主な症状はこれらの皮膚症状と神経痛ですが、特に神経痛は急性期の痛みと帯状疱疹後神経痛の2つがあります。この帯状疱疹後神経痛は皮疹が治まった後も数か月から数年にわたって続くことがあります。
これらを予防するには、ワクチン接種が有効です!帯状疱疹ワクチンには「弱毒生水痘ワクチン」と「シングリックス」の2種類があります。
前者は費用が安く(約8,000円)、1回の接種で済みますが予防効果が50%程度、5年程度の持続であること、後者は費用は高く(ノエルでは1回21,000円)、2回接種する必要がありますが予防効果は90%近くあり、9年以上持続する事です。特に費用面等でメリット・デメリットはありますが、当院では2種類ともご用意しておりますので、気軽にお声掛けください!
ノエルクリニック心臓血管外科歯科 歯科
歯科助手 高市
冬至はゆず湯でほっかほか
ここ数日で寒さも一段と増してきましたね。
スーパーではかぼちゃを売り出したり、銭湯ではゆず湯を実施したりと、冬至が近づくと冬の訪れを感じます。
1年で最も昼が短い日とされる“冬至”は江戸時代から始まり、ゆず湯に入り、かぼちゃを食べる風習があります。これは運を呼び込む前に身体を清めるという意味があるそうです。
ゆず湯は血行が良くなり身体が温まる為、風邪を防ぎ皮膚を強くする効果があります。
お風呂に丸ごと入れたり、輪切りやカットしたり、皮だけ入れる等々。楽しみ方は家庭によって様々です。
今年は12月22日金曜日が冬至にあたります。
しっかり身体を温めて、元気に年末年始を過ごしたいですね。2024年が皆様にとって良い1年となりますように。
ノエルクリニック心臓血管外科歯科 受付・事務
受付・事務 弓達
耳もみ
今回は道具も技もいらず、お金もかからない、最強のセルフケア「耳もみ」について紹介させていただきます。耳は全身の縮図と言われていて、全身の臓器を反映するツボがたくさんあります。(各反映場所はネット等で調べてみてください^ ^)
耳もみの方法は、指で耳をもみほぐしたり、摘んで引っ張ったり、上下から半分にたたんで回したり、いずれも痛くない程度に行います。半分にたたんだ時に痛くて硬くて回せない方は、血液の流れが悪くリンパが滞っている状態かもしれません。耳もみによる効果としては、頭痛や肩こりの緩和、むくみの解消、集中力や記憶力の向上、自律神経のバランスの調整などが期待できます。
肩こり・頭痛・目の疲れが頻発している私が今秋から耳もみを実践しているのですが、鎮痛剤を飲む頻度が低くなり、昼休みに耳もみをすると目の疲れも緩和されているようで効果アリです。初期の頃より耳が柔らかくなって伸びやすくなりました。
試しに、ちょっと不調だな、スッキリしないなという時には耳をもみもみクルクルしてみませんか。
ノエル医科歯科クリニック