本町　医ど歯た通信　令和５年１１月号

　現在、院内にて好評配布中です 。数に限りがありますが、バックナンバーもあります。ご希望の方は、お気軽にお声かけ下さい。みなさん是非手に取りご覧になってくださいね。さて、今回の内容は…

ノエルクリニック心臓血管外科歯科　医科

医師　永井Dr

笑うと・・・

　先日、宇和島市で開催された「爆笑お笑いフェス」というイベントに行ってきました。１１組のお笑い芸人が入れ替わりながらコントや漫才を披露していく構成で、有名どころの東京０３やナイツは言うまでもなく全く知らなかった芸人さんまでとても面白く、あっという間の２時間でした。

　大笑いしたので、心地よい疲労感とともに何か爽やかな気分になって帰宅しました。それにしても、お客さんに高齢の方が多かったこと。これは少し以外でした。

　年齢が上がるにつれて笑う機会が減っていませんか？

“笑うことが健康に良い”というのは有名な話です。血圧が下がる、呼吸筋が鍛えられる、気分が高揚してポジティブになるなど、健康長寿につながる利点がたくさんあります。笑いの場に身を置くことは、健康面においても重要な事なのです。そこまで考えてお笑いフェスに参加される方は、おそらく多くはないのでしょうけど。

　楽しそうなことには何事にも積極的に参加していこうという思いが強まった週末でした。

ノエルクリニック心臓血管外科歯科　医科

管理栄養士　須之内

みかんの季節

　みかんにはどのような栄養があるのでしょうか？まず、果肉はビタミンCが豊富です。ビタミンCは肌荒れや風邪予防に効果があります。薄皮には腸を整え便秘改善効果がある食物繊維の１つであるペクチンが豊富に含まれています。そして、食べるか食べないか意見の分かれる白いスジ。これにはポリフェノールの１つであるヘスペリジンが多く含まれています。ヘスペリジンには血液の巡りをよくする作用があるため、冷え症の改善、高血圧や動脈硬化を予防する効果があるとされています。

　皮をむくだけで手軽に食べられるので、食べ過ぎてしまう方も多いかもしれません。何個までしか食べてはいけないという決まりはありませんが、厚生労働省によると１日２個が適量です。美味しくて、ついつい食べ過ぎると血糖値や中性脂肪が高くなることもあるので要注意です！

ノエルクリニック心臓血管外科歯科　歯科

歯科衛生士　青木　

骨粗しょう症

　医科歯科連携の全身疾患の代表として「骨粗しょう症」がありますが、どんな病気かご存じですか？

　骨粗しょう症とは、骨密度が低下してもろくなり、骨折しやすい状態です。加齢にともなって誰でも起きるもので、特に閉経後の女性に多いです。一度骨折すると他の部位に連鎖しやすいのが特徴です。

　注意点として、骨粗しょう症の治療薬のうち「ビスホスホネート製剤」と「デノスマブ製剤」が挙げられます。ごく稀に、抜歯やインプラントなどの治療を受けたときに顎骨壊死（顎の骨が腐る状態）を発症することがあります。ただし自己判断で薬を中断するのではなく、歯科治療をする際は、服用薬を担当医や衛生士に詳しく伝えてください。

　そして、顎骨壊死を防ぐためにも①歯科治療で口腔内の状態を改善・良好にする②日々のセルフケアで良好な口腔内の環境を維持する③定期的なメインテナンスの３つがポイントになります。

　骨粗しょう症の方で定期的な歯科受診ができてない方は一度検診を受けてみませんか？お待ちしております＾＾

ノエルクリニック心臓血管外科歯科　受付・事務

受付・事務　山口

秋から冬にかけて

　気温も落ち着いてきて寒くなってきましたね。秋から冬にかけて、たくさんの季節の食材が出てくると思います。魚や果物など…いろいろある中でも私が推したいのは、サツマイモです。サツマイモって秋まででは？と思う方も多いかと思いますが、サツマイモは収穫したての状態だと甘みは控えめで、収穫した後に専用の貯蔵庫で寝かせることででんぷんが糖に変化していき、皆さんの知っている甘いサツマイモになるそうです。なので実は秋から冬くらいまで美味しく食べることができる食材になります。サツマイモは食物繊維やビタミンなどの美容効果のある栄養素も豊富です。

そして、サツマイモは甘いので食べたら太ってしまうイメージもありますが、実は白米よりも血糖値の上昇が緩やかなため、最近では調理法や食べ方によってはダイエットにも活用ができると注目されています。

私はスーパーや屋台で焼き芋が売っているとついつい買ってしまいます。食べすぎはもちろん良くないですが、せっかくの美味しい季節なので、サツマイモを食事に取り入れてみてもいいかもしれないですね♪

ノエル医科歯科クリニック