診察室では伝えきれないこと Vol.66~愛媛経済レポート~7月号

~診察室で伝えきれないこと~

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令和2年7月号に掲載されたコラム

インプラント治療/マイクロスコープ/3Dプリンター/鎮静下でのインプラント

ノエルクリニックのインプラント治療の特徴

常々「インプラント治療は正しく使えば素晴らしい治療法」と書かせていただいております。すると「ノエルのインプラント治療の特徴ってなに?」とよく聞かれるのです。そこで今回は当院のインプラント治療の特徴を。

1、全てマイクロスコープ(手術用顕微鏡)で行う

外科処置精度向上のために、全て手術用顕微鏡を使用しております。ただ、私自身昨年camlog社(ドイツのインプラントメーカー)でのポスター発表で、顕微鏡を使用したインプラント治療を発表したところ、「別にそこまでする必要ない」「顕微鏡でやったら方向性が分からんだろ」等の反論もいただきましたので、これが絶対に正しい!とは申しませんが・・・。

2、鎮静下でのインプラント治療って聞いたことありますか?

インプラント治療が不安、術中お口を開けているのがしんどそう等のお悩みがある方に、当院では医科と連携し鎮静下でのインプラント治療を積極的に行っております。鎮静下での治療の最大のメリットは「何といっても患者さまが楽!」治療中はぼーっと寝ている感じですし、術後も術中のことはあまり覚えていない(笑)。知らない間に終わっていたというやつです。

3、CTとサージカルステントの応用

インプラントにCT撮影は必須。さらに加えてCTと模型からインプラントを埋入する位置をシミュレート、患者さんごとに器具(サージカルステント)をオーダーする時代になっております。

さらにさらに!3Dプリンターの応用により、そのデータから予め仮歯を作り、インプラントを埋入後すぐに入れる事も場合によっては可能に・・・。デジタルツールの発達により凄い時代に突入です。

①は当院の特徴ですが、②③は今やインプラント治療を行う多くのクリニックが取り組んでおり、当院も導入したシステムです。ぜひ皆様のインプラント治療の参考になれば!!


ノエルクリニック心臓血管外科歯科