本町医科歯科通信 Vol.8~11月号~

本町 医ど歯た通信11月号

現在、12月号が院内にて好評配布中です

数に限りがありますが、バックナンバーもあります。

ご希望の方は、お気軽にお声かけ下さい。

今回もちょっとつまみ食いのお役立ち情報

みなさん是非手に取りご覧になってくださいね

さて、今回の内容は・・・?

井戸端会議

医科

(ノエル医科歯科クリニック 医科院長 佐藤晴瑞)

「歩いては止まり、止まっては歩き!」

ウォーキングしていると足や腰が痛くなり休憩するとすぐに治まるが、歩き出すとまた痛くなる。シップを貼った

り痛み止めを飲んだりしているが、なかなか治らない。こんな症状を訴える人の中に、動脈硬化で足の動脈が詰ま

りかかっている人がいます。このような症状は間欠性跛行(はこう)といい、典型的な足の虚血状態(足の血流不

足)といわれます。ABI検査(手と足の血圧を比べる検査)や下肢動脈の超音波検査で簡単に診断がつきます。

下肢動脈へのステント留置やバイパス術(血管を広げる処置)で症状は劇的に改善します。歩いたり、止まったり

しているあなたも、ぜひ一度ABI検査をお受け下さい。

 

歯科

(ノエル医科歯科クリニック 歯科院長 佐藤哲大)

「歯周病菌が全身に回るって本当?」

先に結論を…皆様、残念ながら本当です。

歯周病が進行すると、歯肉からの出血が起こりやすくなるため、歯周病菌が侵入し、全身に回ります。この状態を

専門的には「菌血症」と呼びます。「一時的な菌血症」は歯科治療による抜歯等の治療で起こることがあります

が、通常は身体の免疫力(抵抗力)が働くため、問題ありません。しかし、歯周病の進行で血管内に入り込んだ細

菌による「菌血症」が日常的に続いていたら…?例を挙げましょう!

機序は省きますが、持続的に血管内壁を傷つければ動脈硬化の原因になります。実は歯周病が生活習慣病、全身疾

患に関与しているといわれる一つに、上記の理由があります。皆様、お口の健康は身体の健康…、芸能人ではなく

ても「歯が命」なのです。

 

薬局

(ひなた調剤薬局 薬剤師 栗脇倫也)

「便秘と食物繊維」

若い頃は便秘に悩まされたことがなかったのに、歳を取って便秘になったという人は大勢います。これは極自然な

ことで、人は歳を取ると便秘になりやすくなり、性別問わず、30代と60代では便秘のリスクが2倍になると言われ

ています。薬局に来る患者さんにも、便秘薬を常用されている方が多数います。解消のコツは“適度な運動、水分補

給、食物繊維の摂取”です。『取り組んでいるのに…』という方は、腸内環境を整える作用のある“水溶性食物繊

維”を強化してみてはどうでしょう?

海藻類や果物にも多く含まれますが、これからの季節だとごぼうや大根など根菜類もおススメです。

 

栄養

(ノエル医科歯科クリニック 管理栄養士 埜下瑛世)

「七五三といえば」

 七五三に欠かせないのが『千歳飴(ちとせあめ)』ですが、昔は『千年飴(せんねんあめ)』や『千歳飴(せんざ

いあめ)』と呼ばれていたそうです。子供の長寿を願って細く長く、縁起の良い紅白で作られており、袋の絵柄も

鶴亀、松竹梅などの縁起物が描かれています。ちなみに、直径1.5cm以内、長さ1m以内という規定があるそうで

す。『縁起物だから折らずに食べたほうがいい』と言われる方もいますが、食べきるのは大変です。小さく割り、

家族みんなで健康長寿を祈りながら食べるのもいいのではないでしょうか。

 

編集

(ノエル医科歯科クリニック 総務 明野裕一)

「赤い色のパワー」

♪紅葉(もみじ)

「♪♪~秋の夕日に照る山もみじ 濃いも薄いも数ある中に 松をいろどる楓や蔦は 山のふもとの裾模様~♪」

皆さんも学校で歌いましたか?赤や黄色に色づいた紅葉の山はとても美しく、生命力に満ち溢れているよう。赤と

いえば皆さんはどのようなものを思い浮かべますか?赤と言っても紅、丹、朱、緋などありますね。体中をめぐる

血液?口紅?薔薇?完熟したトマト?日の丸?鳥居?なんだか赤い色は力強い!!

えっ!?月桂冠?まだ早いですよ、おとーさん。


いかがでしたか?

11月号のイメージは 「秋」です

山も色とりどりに色づいて、吹く風もすっかり秋。どんどん寒くなってあっという間に冬がやってきます。

風邪を引かないようにしたいものですね。

もう12月も半ば・・・あっという間にクリスマスや大晦日、お正月がきます。

1年はあっという間ですね。今年一年、皆様はどんな年だったでしょう?

楽しい一年だった人、つらい一年だった人…色んな人がいると思いますが、

残りわずかな今年を最後まで走りぬきましょう!

 
ノエルクリニック心臓血管外科 歯科:埜下