本町医科歯科通信 vol.4~7月号~

本町 医ど歯た通信7月号

院内にて好評配布中です

 

お役立ち情報

今回もちょっとつまみ食いのお役立ち情報

みなさん是非手に取りご覧になってくださいね

さて、今回の内容は・・・?

 

医科

(ノエル医科歯科クリニック 医科院長 佐藤晴瑞)

「最近の弁膜症?」

近年、高齢化とともに動脈硬化による弁膜症、 特に心臓の出口にある大動脈弁が硬くなって狭くなる 大動脈弁狭窄

症が注目されつつあります。 65歳以上の約4%は大動脈弁の狭窄が見られるとされ、 息切れやめまい、胸痛などの

症状が出だしてからの余命は数年、 突然死する弁膜症とも言われています。 聴診器と超音波検査で簡単に診断がつ

きます。 なんだかだるいけど年のせいかなあ?と片付ける前に 一度心臓の音を聞いてもらって下さい。

 

歯科

(ノエル医科歯科クリニック 歯科院長 佐藤哲大)

「歯ぐきは腫れは薬のせい!?」

実は歯ぐきは薬の副作用でも腫れることがあります。 これを薬物性歯肉肥大(増殖)と呼んでいます。 けいれんを

止める抗てんかん薬、 高血圧の治療薬のひとつであるカルシウム拮抗薬、 自己免疫の病気や臓器移植で用いられる

薬、 この3つが代表的な歯肉肥大を起こす薬です。 対策は、口腔内清掃の徹底と服用薬の変更です。 気になる方

は、担当の先生に相談してみてください。

 

薬局

(ひなた調剤薬局 薬剤師 栗脇倫也)

「MERS(中東呼吸器症候群)」

MERSは2002年に流行ったSARSと同様、 風邪を引き起こすコロナウイルスの仲間です。 潜伏期間は2-14日程度、

初期症状は発熱や咳であり、下痢症状を伴うこともあり、 重篤な肺炎や呼吸器障害等を起こして 死に至ることもあ

ります(致死率は約40%)。 家族間や病院内などの2次感染は報告されていますが、 季節性インフルエンザの様

に 持続的に人から人へ感染することはありません。 流行国から帰国(入国)後14日以内に発熱や咳があれば 病院では

なく保健所へ連絡を!

 

栄養

(ノエル医科歯科クリニック 管理栄養士 埜下瑛世)

「夏に向けての水分補給」

蒸し暑い日が続き、じっとしていても汗が出るこの季節… 汗は目に見えなくても常に皮膚から蒸発しています。 気

がつかないうちに体が脱水状態になっている事があるので注意しましょう。 私たちの体は半分以上が水分で出来て

います。 水分が体重の10%失われると筋肉のけいれんや 意識障害、腎機能の低下を起こし、 20%以上で生命に関

わると言われています。 脱水予防のためには、こまめな水分補給を心がけましょう! タイミングは、毎食後・起床

後・運動中や その前後・入浴前後・就寝前など。 一気飲みせず、少しずつこまめに摂りましょう。

 

編集

(ノエル医科歯科クリニック 総務 明野裕一)

「地域の皆さまへ情報発信!!ノエルの講演会活動」

 ノエルクリニックでは、様々な方からご依頼を頂き講演会を行なっています。 本町や久万ノ台の施設や、新玉地区

などの公民館からのご依頼、 医薬品関係者からのご依頼、遠くは八幡浜市でも行なったこともあります。 7月は祝

谷地区からご依頼を頂きました。 今回で第8回目となります。 うちにも是非と思われた方はお気軽にご相談ください。


いかがでしたか?

7月号のイメージは七夕です

星を意識して黄色いカラーで作ってみました

「医ど歯た通信、楽しみにしてるよ!」

患者さまからそう言われると嬉しくなります。

つい先日のことです。

さぁ、7月号もみなさんに読んでもらうぞーー

ノエルクリニック心臓血管外科 歯科 :明野