診察室では伝えきれないこと Vol.111~愛媛経済レポート~令和6年6月号

~診察室で伝えきれないこと~

愛媛経済レポート

令和6年6月号に掲載されたコラム

 

 

マウスピース矯正市場の急成長とその背景

 近年、「目立たない」「透明」といった特徴からマウスピース矯正が急速に注目を集めています。

 先日、歯科ニュースで「マウスピース矯正」の市場規模についての興味深い記事を見つけました。報告によると、世界のクリアアライナー市場、すなわちマウスピース矯正市場は、2027年までに140.9億米ドルに達する見込みであり、2020年には約26億米ドルと評価され、2021年から27年の間に27・3%以上の成長率で成長すると予測されています。

 さて、このマウスピース矯正とは、透明で取り出し可能なマウスピースを使用した矯正治療を指します。当院でも積極的に取り組んでいる治療方法の一つですが、全ての患者様に適用できるわけではありません。全ての治療において、目標と診断から逆算した「適切な治療方法」が存在し、マウスピース矯正にも適応症例がちゃんとあります。依然としてワイヤー矯正が望ましい場合も。矯正を検討している方は、しっかりとカウンセリングを受け、自分に合った治療方法を選ぶことが重要です。

 この成長の背景の一つが3Dプリンティング技術の進化と皆さんの大好きな「AI」。より精密で効果的な矯正器具が短期間で製造可能になったことが市場拡大を後押ししています。また、大手歯科チェーンや新興企業がこの分野に参入し、競争が激化していることも市場の活性化に寄与しています。

 当院でもマウスピース矯正のニーズは多く、多くの患者様を治療していますが、肌感覚として若年層だけでなく中高年層の患者様も凄く増えてきています。

 「もう少し前歯が引っ込んだら…」「最近下の歯の歯並びが気になる」。噛み合わせを大きく変えない矯正であれば、本当に数ヶ月で治ることも多いです。

 気になる方は、是非当院へ。その際は、このコラムを見た!なんて言っていただけると励みになります。

 


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