本町医科歯科通信 Vol.50~5月号

本町 医ど歯た通信5月号

現在、院内にて好評配布中です 。

数に限りがありますが、バックナンバーもあります。

ご希望の方は、お気軽にお声かけ下さい。

みなさん是非手に取りご覧になってくださいね。

さて、今回の内容は…

大動脈弁狭窄症/歯科衛生士/タフトクラブ/健康な歯

 

医科

ノエル医科歯科クリニック 医科院長 晴瑞Dr.

大動脈弁狭窄症

 心臓には4つの弁があり、心臓の出口にあるのが大動脈弁といいます。この弁が硬くなって開きが悪くなってしまうのが大動脈弁狭窄症です。動脈硬化と同様に徐々に進行するため、長い間無症状に経過しますが、一度症状が出始めると急激に進行し突然死を起こすことが知られています。症状出現後、放置すれば5年生存率は23%と極めて低く、高齢者の4%、全国で 100万人以上が大動脈弁狭窄症を有するといわれ、最も多い弁膜症です。聴診器による雑音を聴取することで診断は簡単に付きます。また、治療適応かどうかは、超音波検査で明らかになります。どちらも痛くない検査で、外来診療で一度に行なえます。3年前にたまたま人工弁を製作するドラマに出演していた俳優の杉 良太郎さんが、人工弁手術を受けられたことでも注目されました。高齢者では、以前お話したように、切らない手術(折りたたみ人工弁)の適応にもなります。

 あなたも一度、心臓超音波検査を受けてみては如何でしょうか。

歯科

ノエル医科歯科クリニック 歯科衛生士 薬師神

いい人生を送るために・・・

私達、歯科衛生士の愛読書にタフトクラブという雑誌があります。今回はその雑誌の中から私がみなさんにも聞いて欲しい!と思った記事をご紹介します。

 誰しも「ずっと健康でいたい」「元気いっぱいのまま80歳を迎えたい」という思いがあると思います。では、どうすればずっと健康で、元気な歳のとりかたが出来ると思いますか?この記事には、ジムには通っても、ちょっと高めの食材を買っても、将来のために歯科医院へ通っている人は多くありません。そもそも健康な歯があるからこそ、美味しく食べられて、食べられるからこそ丈夫な身体が出来て、丈夫な身体があるからこそ思い通りにトレーニングが出来るのに・・・。“すべては口の健康ありき”という考え方に、ピンと来ている方が少ないと思いませんか?と書かれています。オーラルケアの重要性は紀元前からすでに語られていて、約2400年経った現在、歯周病を中心とした「口腔内慢性感染症」が全身の病気に関係していることが科学的に証明されており、メディアなどで歯周病と全身疾患について大きく取り上げられています。

 皆さんのお口の健康を守り、素敵な人生を送るためにも、私達歯科衛生士が全力でサポートしていきます!!

事務

ノエル医科歯科クリニック マネージャー 菅谷

皐月

「5月」暖かな過ごしやすい季節を迎えました。旧暦では「皐月(さつき)」というちょっと難しい漢字で書かれますが、この皐月の意味を皆様ご存知ですか?旧暦5月は田植えの時期で、苗床から田んぼに植えかえる「早苗」から「早苗月(さなえづき)」となり、それが略されて「早月」になったとの説があります。その早月の早の文字を神に捧げるという意味を持つ「皐」の字に変え「皐月」に…皐月の異名には、夏の真ん中の月を表す「仲夏」、雨の月を表す「雨月」、菖蒲が咲く季節で「菖蒲月」、稲の苗を植える月を表す「稲苗月」、田植えの時期で「田草月」、橘の花が咲く時期で「橘月」、梅雨で月を見ることが出来ないので「月不見月」と…調べてみると面白い別名がたくさんあります。その中で「皐月」の名を取ったのは、私達日本人の食生活に欠かせないお米の苗を植えるという農作業がそれだけ重要で、また、秋の収穫を心から願ってのことだったのでしょうね。

 さあ、皆様も稔りの秋、そう食欲の秋に向かって、暑い夏を乗り越えられるよう今から体調管理に務めましょう

歯科

ノエル医科歯科クリニック 歯科助手 原田

痛かったら左手を挙げてください!

みなさん歯医者さんは好きですか?私は大嫌いでした。。虫歯が出来たり矯正を考えていたり、入れ歯の調子が悪かったりと歯科を訪れるのは幅広い年代の方ですが、歯科を怖いと感じるのは年齢層が高い方のほうが多いようです。

 昔は今よりも麻酔が痛かったし削るときの音も大きかったそうです。そもそも痛みが出て我慢できなくなってから歯科を訪れる人が多く、その為治療が大変で嫌な経験をした方も多いのではないでしょうか?

 ノエルでは麻酔の前に表面麻酔を行い無痛治療を目指しています。そして、治療してもそれで終わりではなくその人のお口の状況に合わせた歯石除去や、クリーニングを行うメンテナンスをご案内しています。虫歯も早期発見ならば痛みもそれほど伴わず治療出来ます。歯科が苦手な人の中には「痛みに弱い人」「削る音が苦手な人」「昔、歯科で怖い思いをした人」など様々だと思います。特に治療中は、目隠しをしているので不安になる方もいると思います。

“痛かったら手を挙げてください”は、本当に挙げて大丈夫です!心配なこと、不安なことがあれば何でも教えてください。髪や爪は生えてきますが、失った歯は、補うことは出来ても元通りにすることは出来ません。美容室に行く感覚で、みなさんに通院していただければ幸いです。


ノエルクリニック心臓血管外科歯科