外来通院の患者様へ

外来通院の患者様へ

カウンセリング/管理栄養士/食事指導

当院も5年目を迎え、今一度、初心に立ち返り、患者様にとっての最善の治療、並びに、患者様個々人に合った医療指導を行うべく、5年目の新しい取り組みとして以下の2点を改善実施させていただきたく、皆様のご理解を賜りますようお願い申し上げる次第です。

その1)看護師による事前カウンセリング

患者様も年々増え、最近では、診察や検査までの患者様の待ち時間が長くなっておりますこと恐縮致しております。また、同様に、診察室での医師との面談・診察時間も以前のように取れず、患者様のご希望に沿えてないのではないかと自身苦慮致しております。

そこで本年3月よりは、医師の診察待ちの間に、看護師との事前面談を行っていただき、雑談も交えて、最近の病状や気になっていらっしゃること、また不安や質問等を気軽に話の出来る看護師に事前カウンセリングという形で、医師の診察を受ける前にお話をしていただくシステムを導入させていただきます。

看護師にお話いただきました内容を基に、医師は、診察を行い、的確な診断と治療を行って参りたいと存じます。

その2)管理栄養士による食事指導

当院で、この4年間診察を続けて来ました今、当院に掛かられている患者様の多くが、何らかの生活習慣病をかかえておられます。生活習慣病は、これといった自覚症状がない為に、患者様自身が気付かないうちに、悪化し、それ自体が命に影響を及ぼす心筋梗塞等の発生率を驚くほど上昇させる要因にもなり得ることから、サイレントキラー(静かな殺し屋)とも呼ばれています。

 生活習慣病のなれの果てである心筋梗塞、動脈瘤など手術を嫌と言うほど行ってきた心臓外科医として、この4年間、生活習慣病に対する予防医学がいかに重要であるかを痛感して参りました。

高血圧、高コレステロール血症、糖尿病、高尿酸血症などは食事療法で改善するものがほとんどであり、場合によっては薬の服用が要らなくなるケースもあります。

 そこで、全ての患者様に、一度は、管理栄養士と食事に関する相談をして頂き、食事療法から生活習慣病の改善を目指して参りたいと存じます。

 医師の診察と治療に加え、看護士と管理栄養士によるカウンセリングシステムを導入することで、ノエルクリニックへ行けば薬を飲まなくて良くなった!こんな診療を目指したいと存じます。 

                    ノエルクリニック 医科院長 佐藤 晴瑞