【松山市の心臓と歯科】心臓の治療、顕微鏡での歯科治療はノエルクリニックへ

診察室で伝えきれないこと Vol.120 歯磨きだけでは防げない?本当に効果的なむし歯予防法とは

「毎日歯磨きしているのにむし歯ができる」という人は、食生活を見直す必要があります。

むし歯は歯が酸で溶ける「脱灰」と、唾液の働きによって修復される「再石灰化」のバランスが崩れることで発生します。

糖質を摂るたびにむし歯菌が酸を出し脱灰が進みます。その後再石灰化には最大2時間かかるため、間食や甘い飲み物を頻繁に摂ると修復が追いつかず、むし歯が進行してしまいます。

特に間食や寝る前の糖質摂取は、唾液量が減る就寝中に修復が間に合わず、むし歯リスクが高まります。

予防には、食事と食事の間に時間を空けることが重要です。また、よく噛む水分補給ストレスを減らすなどの生活習慣も唾液の分泌を促し、再石灰化を助けます。むし歯を防ぐには、歯磨きだけでなく、日々の食習慣の見直しが大切です。